リストストラップはダンベルやバーベルに巻きつけて使うことで握力を補助する筋トレグッズ。
主に背中を鍛える「デッドリフト」「ベントオーバーローイング」「ダンベルロウ」などの筋トレを行う時に大活躍するんですね。
なぜなら背中は大きな筋肉なので高重量を扱って鍛えることが一般的で、握力に関係する前腕の筋肉はかなり小さいので高重量を扱うとすぐに疲れてしまうからなんです。
背中を鍛えているのに握力がなくなってしまうとダンベルやバーベルを持つだけでもしんどくなってしまうため、筋トレの動作を行うことができなくなってしまうんですね。
これでは、背中を成長させることが出来ません。
リストストラップを上手に使って握力を補助して、背中の筋トレの質を高めましょう!
ということで、今回はリストストラップの巻き方・使い方について紹介します。
パッとよむための目次
リストストラップの巻き方
①リストストラップを輪っかにして手首に通す


手首に巻き付けた時に隙間があかないようにしましょう。
とはいえ、きつく締めすぎてしまうと手首が締め付けられるような痛みが走る場合があるので気持ちゆとりを持たせてください。
②ベロの部分をダンベルorバーベルのシャフトに通す

手首にリストストラップを通すと、ベロの部分が長めに出来ますよね。
そのベロを画像のように、シャフト部分の下から通します。
③ベロの余りをしっかりとシャフト部分に巻き付ける


画像を参考に残りのベロの部分をしっかりとシャフトに巻きつけます。
この段階で出来る限り強く巻きつけることで、より強く握力を補助することが出来るのでゆるみがないようにしましょう。
もしも、ゆるみがある場合は絞ってやるようするときつく締まります。
④リストストラップの上からシャフトを握る

ゆるみがないようにリストストラップをしっかりと巻きつけたらシャフトをリストストラップの上から握ります。
この際もリストストラップが緩まないように注意しましょう。
⑤反対側も同じように巻きつけてトレーニング開始
リストストラップは片手で簡単に巻くことが出来ます。
初めは時間がかかるかもしれませんが、慣れればすぐに巻けるようになりますよ。
何度か巻きつける練習を行えば誰でも出来るようになります。
リストストラップを巻きつけているとはいえ、ダンベルやバーベルの落下防止のためにもトレーニング中はしっかりとシャフトを握ってくださいね。
動画で見るリストストラップの巻き方
一連の動作の流れを見るための動画を貼っておきますね。
おすすめのリストストラップ
リストストラップも他の筋トレアイテムと同様にいろんなメーカーから出されています。
ということで、おすすめのリストストラップを紹介しておこうと思います。
リストストラップ買うなら「ゴールドジム」一択
超大手かつ古参のボディビルジムである「ゴールドジム」が販売しているリストストラップ。
ゴールドジムはアーノルド・シュワルツネッガーも通っていたことで有名なジムで、信頼度も抜群。
リストストラップ自体の耐久性もかなり高く、ぼく自身4年間使っていますが未だ現役!
値段もリーズナブルなので文句なしですよ。
リストストラップを使いたい筋トレ種目一覧
リストストラップを使うことでより効果的な筋トレが出来る種目をまとめました。
「握力が先にバテてしまう」と思っている種目があるなら今すぐにリストストラップを使って再挑戦してみましょう。
- デッドリフト:バリエーション
- バーベルベントオーバーロー:バリエーション
- ダンベルロウ
- チンニング(懸垂)
- シュラッグ:バリエーション
- シーテッドロウ:バリエーション
- Tバーロウ
- ラットプルダウン:バリエーション
※バリエーションの表記がある場合はシャフトの持ち方(オーバーハンドグリップ、アンダーハンドグリップ)ダンベル・バーベル・マシンで行うなど、その他のやり方でも行える筋トレ種目を指しています。
リストストラップを使って最大重量の更新を狙ってみよう!
デッドリフトや、バーベルベントオーバーローなど高重量を扱う種目はリストストラップを使わないと最大重量の更新を行うことが困難です。
今現在の使用重量に伸び悩んでいるのであれば、リストストラップを使って最大重量の記録更新を狙ってみましょう。
握力を気にしなくなるだけでかなりの重量更新を望めるはず!
とはいえ、リストストラップにばかり頼っていると握力の強化が出来なくなってしまうのでウォームアップセットなど軽めの重量で行う場合はリストストラップの使用は控えるようにするといいでしょう。
リストストラップを上手く使って、筋トレの質を高めてさらに筋肉を成長出来るようにがんばってください!
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